2025-09-15 21:03
世界
この世界で生きるのが苦しいのはじぶんのせいだとおもっていた。
わたしが悪くて世界が正しい。
世界になじめないわたしがまちがっている。
でもそうじゃないのかもしれない。
世界はかならずしも正しくなくて、まだまだ修正の余地がある。
わたしのような人間も生きやすい、生きられる社会(世界)のほうがいいに決まっている。
だけどわたしは真実怠惰だったかもしれない。
だれかが変えてくれることを願って、自然と変わってくれることを願って、なんにもしようとしなかった。
まあできなかったし、いまだってたいしたことはできない。というのもある。
でもほんとうはそれでも声をあげるべきだったのかもしれない。声をあげてもよかったのかもしれない。
ものわかりのいいわきまえた人間、でなければならないなんてことはなかった。
ああわたしは苦しい。苦しい。苦しい。
この世界が苦しい。
生きるのがつらい。苦しい。死んでしまいそうなほど。
「いったいなにが?」
それを言語化していくこと。
そのための努力はしてみたっていい。
ことばはそのためにある。声をあげるため。
