ふと気づいた
きょうはハローワークの求人情報を見たり、近くのA型事業所を軽くさがしてみたりした。
わたしはいまB型に月・火・金の週3で行っていて、滞在時間は1日2時間程度。
仮に障害者雇用を選択するにしても、就労にはほど遠い。
A型にさえ通うのはむずかしいだろう。(A型は最低でも週4以上、1日5~6時間働けないといけない。)
なのでわたしの現状では、これらはまだまだ遠い目標である。
そもそもの問題として、わたしに就労という道が現実的に存在するのか?つまり、学歴も職歴もなく22歳から完全にひきこもっている(最後のバイトは自殺未遂して結果的にバックレ)38歳の人間を、雇ってくれるところがあるのか?という点については、未知数ではあるが、かなり怪しい。
ただその辺について悩むのはもうすこし後でもいいのかな、とおもったりする。
当面の目標は、いま行っているB型への通所日数を増やしたり、滞在時間を延ばすこと。
今月はちょうどB型の計画書を更新する時期で、あしたはスタッフさんと面談して、今後の目標などを見直すことになっている。
いろいろかんがえて、2パターンのレベルアップ(?)目標を立ててみた。
1つは通所日数を増やす、具体的には、木曜日も行くことにする。(ただし滞在はさいしょは1時間程度かなと見込んでいる。)
もう1つは金曜日の滞在時間を30分~1時間延長する。いまは13:00~15:00だけど、これをできれば閉所時間の16:00までいられるように、ちょっとがんばってみるとか。
どちらも、と言いたいところだが、一気にがんばろうとするとまた調子を崩してうまくいかないので、まずどちらか1つのほうがいいとおもう。
スタッフさんからもよく言われるのだが、さいしょはスモールステップで、ちいさい成功を積み重ねることで自信をつけることが肝要だとわたしもおもう。
これについてあした相談してみるつもり。
たぶんだけど、わたしがいまB型に行っている理由は、もちろんいずれは就労を目指して……とはかんがえているけれど、すぐさま就労につなげたいというおもいからではない。
まずは引きこもり状態の解消。これだとおもった。
わたしは22から15年近く、完全に引きこもった。
この間なにをしていたかというと、毎日こころのなかでじぶんを責めて呪って罰すると同時に、トラウマ的な傷からくるひどい痛みに耐えるような日々を過ごしていたし、それでもどうにかじぶんの力で生きられるようになろうと、墜落寸前のメンタルを抱えながら、まんがを描いたり小説を書いたり、じぶんなりに努力していたつもりだった(完全に見当違いの努力だったけれども)。
この間に得た深い挫折と、どうにもならない胸のモヤモヤを、へたくそなりにでも表現するためのわずかな力(言葉とかね)は、少なくともわたしという人間にとっては、さほど無意味ではなかった……とおもえる日もある。
だけど客観的には、まったく無駄な歳月だった。だって履歴書には書けない。ひとに話したって、鼻で笑われるだけだろう。
だからやっぱり、意味はないんだろうな。
……などと書いていて、ふと気がついた。
それでも、それだけ長い期間ひきこもった人間がいま、週3ででも外に出られているのだから、なんというかじぶん、もしかしてけっこうがんばれてる……んじゃないか?
すくなくとも完全に引きこもっていたときにくらべたら、ぜんぜん健全だ。
そういうじぶんのことを、すこし認めてあげてもいいのかもしれないなって、ふとおもえた。
わたしはついさっきまでずっと無意識に「じぶんはダメだ」「じぶんなんて、まだまだダメ」って信じて、じぶんを責めてきたけど。
でも、がんばれてることもちゃんとあるよね。ってことに、気づくことができた。
気づけたじぶんも偉くないか?と調子に乗りかけたり笑
とにかく、いまならちょっとだけ、じぶんを許せそう。
そうやってじぶんに優しくなって、ひいては他人にも優しくできるようになりたい。
