きょうはなんと12月並みの寒さということで！！！　しかも雨だし。

午前ちゅうは、もーぐったり。床につっぷしていた。

でもモチョモチョと冷凍の今川焼を食べたりしているうちに、12時半くらいから元気が出てきて、なんとなーく「着物着たいなー」て気分がすこしずつ高まって、それがそのうちMAXになって「よし着よう！」てなった。

で、着た。4月か5月以来だから、約半年ぶり。

巻き肩なもんで、肩付近のしわがけっこう目立つなー。

でもまあしょうがない！　次いこ！！（？）

着物は、去年やまとさんで4万でお仕立てしてもらった紫紺色の色無地。

おうちで洗えるポリ100％だけど、着心地がとてもよき！

単衣（ひとえ・裏地なしの着物のこと）に仕立ててもらったんだけど、袷（あわせ・裏地ありの着物）にしてもらえばよかったなってちょっと後悔してる。

今後は温暖化で冬がなくなっていくんじゃないかとおもったんだもーーん。まさか酷暑（真夏）と厳寒（真冬）だけ残るとおもわなかったんだもん。ぴえ……。

厳密にはすでに単衣の時期じゃないんだけど、とにかくいまこのタイミング逃すと冬はもう着られないので……！！

着ないともったいないし、おうち着にしてしまう。

帯は4000円くらいの半幅帯で、背中がぺたんこになるカルタ結びをしてる。

写真には撮らなかったけど、さいしょは名古屋帯で、一重太鼓をしめた。

手がおぼえているか心配だったから……。おもったよりちゃんとしめれたけど、帯揚げの結び方だけきれいさっぱり忘れてた。笑

長襦袢は『き楽っく』という商品で、これも2万円以上するもので、安い代物じゃないんだけど……。

き楽っくはふつうの長襦袢に比べると、わりと簡単にえりあわせが決まることで有名。なので、これまでは「いざってときに着よう！！」とおもってた。

でも高いからってしまっておいても、なんかもったいないし、「いざって時」は案外待ってても来ない。

だったらもう着倒すいきおいで着たほうが元を取れていいんじゃないかとおもい直した。

なのでこれも普段着で着ることにする。

前までは、着物って完ぺきに着れないとなんかかっこう悪いとおもいこんでたし、着物警察につかまるんじゃないかとおもってた。

でも意識してお相撲の観客席に映る着物の女性や、街ゆくひとやXの着物垢のひとたちの着方を見ていると、かならずしもみんな完ぺきになんて着ていないし、それでいいんだっておもった。ぜんぜんオッケー。

着物はただの服。洋服を完ぺきに着こなしているひとが少ないように、着物だって適当に着たっていいんだ。っていうかんがえかたに変わった。

もちろんきれいに着れたらいいけどね。

それなりに努力はするけど、でも完ぺき主義なんて疲れちゃうし。

そうしてるうちじぶんにだけじゃなく他人にも厳しくなって、そのくせじぶんで着るハードルも高くなるからあんまり着なくなるし、そういう悪循環に陥って、わたし自身が着物警察になりかけてたとおもう。こわいこわい。

着物はたのしく着れたらOK。なんでもそうだけど、やってる本人がたのしくておもしろくてハッピーならいいんだよね。それがいちばん。

追記：

満足したので脱いだ（早い）。

洋服着なおしてモコモコになって気づいたけど、着物ふつうに寒かったな。きょうは単衣じゃダメな日。